キャリアアップ助成金を貰う方法!キャリアアップ計画書の作成方法、やり方は?

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キャリアアップ助成金は事業主が積極的に雇用環境の改善に取り組んだ場合、国から貰えるお小遣いだと思ってもらって結構です。例えば中小企業の場合正社員、契約社員、有期契約社員をあまり意識せず雇用している事業主も少なくありません。この記事を読んで、自分も当てはまると思った方は即座に申請した方がお得です。なぜなら半年間試しに雇って、使える人材だからこのまま雇用しようと正規雇用に転換すると57万円くれます。新規事業の立ち上げオーナーさん等は何人かまとめて雇うわけですし、そうなった場合雇った人数×57万円です。(年間500万円迄の上限はありますが)キャリアアップ助成金には様々なコースがあり各会社、団体の要件にあったものを選ぶことが大切です。しかしその前にキャリアアップ計画書というものを出してないと元も子もありません。ここでは詳しく図解入りで素人でもできる計画書作成方法をご紹介していこうと思います。

キャリアアップ計画書とは?

キャリアアップ計画書の説明に入る前におさらいをしておきます。

キャリアアップ助成金支給対象事業主とは?誰が貰えるの?

〇雇用保険適用事業所の事業主であること(雇用保険適用事業所の設置方法はこちら)

雇用保険とは何?起業したはいいけどいまいち手続きがわからない。どんなメリット、デメリットがあるの?という声をよく耳にします。わからないま...

〇雇用保険適用事業所ごとに、キャリアアップ管理者を置いている事業主であること

〇雇用保険適用事業所ごとに、対象労働者に対し、キャリアアップ計画を作成し管轄労働局長の認定をうけた事業主であること

〇賃金台帳や労働局が必要とする書類の提出に協力する事業主であること

〇計画通りにキャリアアップをすすめた事業主であること

※ここでちょっと難しいと思われる方用に砕いて説明すると

〇雇用保険に加入してないとダメよ、すぐ入れるから安心して

〇人を雇って助成金貰いたかったら管理者を誰か1人決めてね(一般的には社長やオーナー)

〇決められた用紙に計画書を書いて出してね。それが1カ月位で受理されるから受理されたら計画を実行してね

〇必要とされる書類は隠さず出してね

〇最初に提出した計画通り進めてね

こんなところでしょうか。まぁ難しく考えなくていいです。書類書いて提出しとけばお金を貰える権利は獲得できますから、わからなくてもとりあえず書いて出しとけば徳はあっても損はないです。

では本題に戻ります。キャリアアップ計画書はこの3枚です。

厚生労働省のホームページからダウンロードできます。管轄のハローワークでもくれます。

「キャリアアップ計画様式」と一番上に出てくるのでWORDかPDFどちらでも結構です。

1枚目

2枚目

3枚目

これだけです。これを書いて出しておけば後の助成金申請が出来るようになり、要件を満たせばお金も貰えるのです。

キャリアアップ計画書の書き方

様式第1号 表紙

前項で書いた通り三枚しかないので超簡単です。1枚ずつご説明していきます。

まず1枚目は代表者の提出年月日、管轄の労働局長宛て(東京や神奈川など)、名前と労働者代表を決めて記入、押印するだけです。記入例を出しておきますね。

様式第1号 共通

2枚目は労働保険適用事業所番号と労働保険番号の記載が必要です。記入例はこちら

①管理者は代表であることが多いですが、部長や課長、店長でも大丈夫です。キャリアアップの監督者になりうる人物を書くという事です。

②はそのまま書いといてください。

⑥の担当者も管理者と同様にしておくとよいでしょう。

⑦の常時雇用する人数は会社やお店によって違うので規模にあった数字を書いてください。

⑧株式会社であれば登記した時の資本金、個人事業であれば運転資金でいいです。

⑨中小企業か大企業家の分類

⑩各業種を記入してください(風営法にまつわる業種は対象外です)

⑪は労働局で保険関係成立届を提出すると⑫の労働保険番号を付与されるて写しを貰えるのでその用紙を持ってハローワークに行くと雇用保険適用事業所設置届という用紙を書くことになります。その用紙を提出すると事業所番号が付与されます。

⑪事業所番号

⑫労働保険番号

労働保険番号や事業所番号の付与の際に、必用な持ち物についてはこちらをご確認ください

労働保険申請の仕方はこちら(必要な持ち物)

雇用保険とは何?起業したはいいけどいまいち手続きがわからない。どんなメリット、デメリットがあるの?という声をよく耳にします。わからないま...

様式第1号 計画

表紙、共通は簡単でしたよね!いよいよ計画を立てます。ここは重要なので先をしっかり見据えて記入してください。

①:キャリアアップ計画期間は5年まで設けられます。設定した期間の間は何度でもキャリアアップコースを導入できるので最長の期間で設定しておきましょう。記入日が2017年5月1なら2022年4月30日と書きます。

②:コースの選択をします。各事業主が行いたいコースを選択します。あまりよくわからないという方は正社員として雇ったら57万の正社員化コースと人材育成コース、短時間労働者労働時間延長コースに〇しておきましょう。開始日は正社員化コースであれば6カ月以降の日、人材育成コース、短時間労働者労働時間延長コースだと記入日よりも1カ月後位で設定しておきましょう。

なぜかというと正社員化コースは条件として6カ月勤務している有期契約、無期契約社員、派遣労働者を正社員に転換した場合なので最短でも計画届受理後、6か月後でないと支給の対象になりません。

また人材育成コース、短時間労働者労働時間延長コースの場合、計画届が受理されるのに1ヶ月程かかるので、その後からでないと始められません。現在すでに雇っている労働者がいる場合でも受理後まで待ちましょう。3ヶ月後位に雇用予定がある場合はその通り記入日の3ヶ月後に設定しましょう。多少ずれても大丈夫です。

③~⑥:ここでの記載は例にならって○○や部署だけご自身の用途にカスタマイズしましょう。あまり詳しく書きすぎると後々自分の首を絞めることになるので例のように大まかな内容にしておきましょう。もしわからなくてもハローワークの窓口や労働局の窓口で教えてくれます。役所の方をフルに協力させましょう。

キャリアアップ助成金計画届書き方 動画

上記でご説明した内容を動画コンテンツでもご用意いたしましたのでご興味ある方はどうぞ

計画書書き方動画はこちらから

キャリアアップ計画届の提出方法

提出前の留意点

前項でご紹介したように計画書が書けたら提出をするわけですが、助成金関係を今後進めてくにあたっての留意点として必ず提出書類はコピーして手元で保管しておきましょう。

助成金はすべてそうですが基本的に事業主や申請者が立て替え払いをしておいて、すべて終了してから行った事実に対して支給申請します。ですのでお金の話は結構、後の何カ月もあとの事です。時間が経過してから助成金担当者から電話がかかってきて質問されたりするのに覚えてないでは支給されるものもされなくなってしまいます。ですのでいつでも事実確認ができる用に提出書類は大事にまとめて保管しておきましょう。

提出方法は地域によって異なる?

東京都であればハローワークの窓口で受理して労働局に発送までしてくれますが、神奈川だとご自身で神奈川労働局に行くか、簡易書留もしくはレターパックで送らなければなりません。ですので都道府県によって手順が異なりますので、管轄のハローワークに問い合わせするとよいでしょう。

計画書を提出後にすべきこと

計画書を提出したら何週間か、もしくは1カ月前後で労働局より受理印をおされて返送されてきます。その用紙は支給申請の時に必要になるので大切にとっておいてください。

ここまでが計画書作成から受理までの流れです。だいたい1カ月位かかるのが相場なので、もしそれ以上待って返送が無ければ労働局に電話してみましょう。計画の日時もあるでしょうから相談すると「もう計画を始めてもらっていいですよ」と言われるパターンがほとんどです。ここから各コースの手続きをしていきましょう。